こんばんは、まっくです。
米国株も停滞し、中国もいまいち、となると次に来るのはインド株ではないか?と思う今日この頃。
人口は中国を抜いて世界一位になる上に、経済成長も著しく、2027年にはGDPが日本を抜いて世界3位になるとの予測です。
とはいってもインド株ってどんなものがあるのかわかっていません。
みなさんもインドの企業と言ったらどんな会社を思い浮かべるでしょうか?
タタモーターズ、マルチスズキ、、自動車メーカが思い浮かぶくらいで
パッと出てこないですね。
具体的な企業が思い浮かばないので、インドの個別株投資は難しそう。
まずはインド全体に期待ということで、ETFや投資信託でインドに投資できるものがないか調べてみました。
ドル建てETFのEPI(ウィズダムツリー・インド株収益ファンド)
インドに投資できるETFとして最もポピュラーなものは、
EPI(ウィズダムツリー・インド株収益ファンド)になります。
インド国内の400社以上に分散投資するファンド。
米国市場に上場するETFで、経費率は0.84%。
インド株への投資信託・ETFは経費率がどこも高く、1%を超えるのが普通のレベルなので、0.84%でも低いものになります。
株価推移ですが、コロナ禍の2020年以降はぐっと上昇しています。
ここ1年は停滞していますが、世界的に見てもその傾向です。
円建てETFの1678(NEXT FUNDS インド株式指数上場投信)
こちらは東証に上場しているETF、1678(NEXT FUNDS インド株式指数上場投信)。
円で売買できるので、一番とっつきやすいものになります。
インドのNifty50指数という50銘柄で構成された株価指数に連動するファンドになっています。
経費率は、1.045%。
先ほどのEPIと比較するとやや高く感じてしまいますが、円で取引できるのはメリットです。
ここ最近の株価推移はEPIよりも良い傾向にあります。
投資信託の+αインド(プラスアルファインド)
最後に紹介するのは、2022年7月に設定されたばかりの投資信託。
イーストスプリング・インド・コア株式ファンド 愛称:+αインド(プラスアルファインド)
ETFだと売買のタイミングが難しく、投資信託で定期的に積み立てしたいという方には面白いファンドです。
「インドの消費関連およびインフラ関連の株式を投資対象とする投資信託証券に投資を行う」とあります。
経費率は、0.99%。アクティブファンドとしてこれだけの経費率なら面白いですね。
イーストスプリング社のしっかりした投資信託紹介ページがありますので、リンク載せておきます。
注意点が1つあります。
この投資信託ですが、信託期間が2032年7月26日までとなっています。
現状10年間しか積み立てできないというファンドになっています。
資産が伸びて、もちろん信託期間が延長されることはありますが、現状は期限付きになっています。
2050年頃まで長期積み立てしたいというような方には、少し躊躇するものですね。
※追記:2023年6月30日
開始時点は信託期間が10年間という期間限定でしたが、無事信託期間が無期限化されることが発表されました。これで安心して長期投資できます。
(※2023年10月追記)2023年9月 サクッとインド株式登場
最初に記事を書いたときは上の3つがオススメでしたが、
2023年9月、SBI証券から新たな投資信託が発表されました。
SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド、愛称『サクッとインド株式』です。
SENSEXインデックスをベンチマークとする、信託報酬0.4638%の低コスト商品。
インド株投資信託の本命になりそうな銘柄です。
こちらの商品については、別で記事を書きましたので、合わせて読んでいただければ幸いです。
インド株は情報が少なくて難しい
インド株の情報を調べて感じたこと
・米国と違って情報があまりない
・どのファンドも経費率が高い
・インド企業がよくわからず、個別株投資は難しい
一昔前の米国株もこんな感じだったんでしょうか。
もっと経費率が低いインデックス投資があれば投資しやすいんですが。
最近は、インド財閥大手のアダニグループが不正会計の疑惑で、アダニショックと呼ばれる株価下落が続いている模様。
とはいえ、今一番勢いのあるインド、スパイスとしてポートフォリオに入れておきたいです。
インドに大金を投資するにはまだ難しい状況。
少額投資から始めてみようかな。