こんばんは、まっくです。
PCでe-Taxを使って、令和2年度の確定申告を実施しました。
スマホでもできるようですが、やはり大画面で操作した方がわかりやすいのでPCから実施しました。
確定申告するのは2年ぶりで、住宅ローン控除の1年目の時に実施して以来です。
2年前に税務署に行って、IDとパスワードを取得していたのですが、それが今年も使えるみたい。
なのでID・PW方式で申告することにしました。
確定申告する理由
今年確定申告が必要になった理由は、『医療費控除』を申請するためです。
1年間の医療費が10万円を超えてしまいまして・・・。
世帯で10万円を超えた金額に対して、所得税率をかけた分の税金が返ってきます。
私の所得だと税率20%のゾーンみたいです。
例えば、医療費が1年で30万円かかったら、
(30万-10万)×税率(20%)=4万円
税金が返ってくるはずです。
また、確定申告するため、今年はふるさと納税『寄付金控除』のワンストップ特例制度は使えませんでした。
あとは『雑所得』として、わずかながら貸株料を申告しました。
本来20万円以下なら雑所得は確定申告する必要はないのですが、
医療費控除で確定申告するため、こちらも申告する必要が出てきました。
あと一つ迷ったのが、『外国税額控除』。
米国株・ETFの配当金に対して、米国で10%の課税をされているので
これをある程度取り戻せるのですが、今回は見送りました。
e-Taxでの確定申告は簡単
確定申告書等作成コーナーのページに入れば作成できます。
(最初は作業環境構築のため、ソフトのインストール作業が必要でした。)
作成コーナーの説明文に従って、はい、いいえをポチポチ選択していきます。
まずは給与所得の入力。
会社からもらった源泉徴収票を見ながら入力していきますが、
入力画面で、源泉徴収票のここを入力してください、と番号付きで説明が出てくるので
初めての人でも簡単に記入できます。
e-Taxの給与所得入力ページ
次に雑所得(その他)として貸株料を入力。
その後、控除のページで『医療費控除』を入力します。
「医療費のお知らせ」を明細代わりにつかえるとのことですが、
まだ12月分までのものが手元に届いてないし、
領収書原本があるか確かめながら入力したかったので、1件ずつ手入力していきました。
最終的には1年分の明細書が作成されます。
最後に、ふるさと納税は、市町村から届いた受領証明書を見ながら1件ずつ入力。
寄付した市町村名を選択式で選べるようになっており、金額と寄付日を入れればOK。
住所とかは自動で表示されました。
e-Tax寄付金控除のページ
実際に入力してみて、あれこんなに簡単だっけ?と思いました。
ワンストップ特例制度だと、いちいちマイナンバーカードをコピーして封筒に入れて返送する手間がありますが、こっちのほうがずいぶん楽な気がします。
全体を通して、e-Taxはすごい見やすく、わかりやすくなったと感じました。
初心者でも十分対応できると思います。
来年度以降も確定申告しようかな。
領収書は5年間保管
e-Taxで確定申告しても、証明書とかは郵送するが必要があるのかと思いましたが、
源泉徴収票、医療費の領収書原本、ふるさと納税の寄付金証明書
いずれも送付不要で、オンライン上で完結してしまいました。
あれ、これも2年前は送付していたはずだけど?ずいぶん便利になりました。
ただ、問い合わせがあったときには証明できるように、5年間は保存せよとのこと。
税務署から問い合わせがあったら怖いけど、やましいことはないし、
還付金を楽しみに待ちたいと思います。
住宅ローン控除、医療費控除、ふるさと納税、全部併用できる?
今年は年末調整で、住宅ローン控除の税金をすでに取り戻しています。
さらに医療費控除、ふるさと納税の寄付金控除を確定申告しましたが、
果たして全部控除されたのだろうか?
住宅ローン控除後の所得税はある程度残っていましたが、
所得税で全部控除されるわけでなく、一部は住民税から差し引かれます。
所得税の還付金はわかったのですが、住民税含めて満額控除されたか、実はよくわかっていません。
後々送付される住民税通知見るまで分からないのかな?
全額返ってきたらラッキーくらいの気持ちで待ちたいと思います。