大企業の従業員持株会はやらなきゃ損

日本株
スポンサーリンク

こんばんは、まっくです。

今回は、多くの会社で行われている『持株会』について書きたいと思います。

私は一つの会社でもう10年以上働いていますが、従業員持株会は、入社した時にもっと買っておけばよかったなと思う一つです。

スポンサーリンク

従業員持株会とは

持株会とは、従業員が毎月一定の金額を拠出し、共同で自社株を買う制度です。

上場企業の大半で導入されている制度であり、給料天引きのため意識せずに自社株を購入していくことになります。

自分で買い付けのタイミングも決められず、毎月決まった日に一定額買うことになり、インサイダー取引にはなりません。

いわゆる「ドル・コスト平均法」です。

私が勤めている会社は、東証一部上場のいわゆる大企業で、創立何十年も経過しており、これから株価の上昇はあまり期待できません。いい意味で安定しています。

ただ、何がうれしいかというと、買い付け金額に対して奨励金がもらえます。

持株会を実施している大半の会社が奨励金を出しているようです。

我が社では、買い付け金の5%の奨励金がもらえます。(もらえるといっても株の購入代金にまわされます)

具体的には毎月1万円、持株会を購入しており、500円の奨励金をもらっています。

 

奨励金だけではなく、一般の株式保有しているときと同様、年2回の配当ももらえます。(こちらも株の購入代金に回されます)

うちの会社は配当利回り2%くらいです。

ということは、奨励金+配当金で、積み立てた金額に対して、年7%の利益が上乗せされていることになります。

月1万円⇒年間12万円積み立てで、6,000円の奨励金+2,000円弱の配当が上乗せされます。

これを毎年続けていけば、複利効果で配当金は増える一方です。

今の日本では、銀行にお金を預けても0.001%しか利息が付きません。

それが会社の株に変えておけば、5%以上の利回りが返ってくる。こんな高金利はなかなかありません。

持株会にデメリットはないか

株なので、株価が下落してしまう可能性もありますし、最悪上場廃止されるかもしれません。

また給料をもらっている会社なので、会社の業績が悪くなったら、給料も下がる・株価も下がるのダブルパンチです。

リスクを自分の勤める会社だけに集中したくないという意見もあります。

 

株を引き出すのも少し面倒で、最低100単元にならないと引き出せないというルールになっています。

また、会社に連絡してから証券会社に移管されるまで1か月くらいかかります。

ただ、若いうちは勤めている会社の収入が大半ですし、資産運用する元手も少ないです。

そもそも会社に魅力を感じて入社したんですから、会社の将来を信じているはずです。少なくとも最初は。

まずは持株会を利用してしっかりためて、ある程度金額がたまったら他の会社へ投資するなどリスク分散も考えればよいと思います。

入社して10年後の持株会運用方法は

一つの会社にだけに頼るのは危険というのもあるので、私は引き出しできる最低単元の株がたまったら、都度引き出すようにしています。

私は10年以上買う一方でしたが、家購入の頭金に使用したいということもあり、購入した自社株を1度ほとんど引き出ししました。

その時の利益を詳しく覚えていないですが、100万円はプラスになっていたと思います。

まっく
まっく

リーマンショックの頃に積み立てしていたのも大きかったかな。

奨励金の恩恵を受けつつ、リスク回避のため都度引き出す。今後はこの方法で続けていきたいと思います。

 

知らないうちにお金がたまる方法ですので、新入社員や若い社会人の方は、従業員持株会でいくらか入れておくことをオススメします。

給料天引きで単純に貯蓄に回される財形貯蓄よりは、持株会を優先した方が良いと思います。